Monthly AUVI Updates 2020年11月版

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国・地域名:中 国
国コード:AUC-015

サブカテゴリー名:
基本規則

AUVIデータコード:
AU-005-0230、0231

中国政府は、11月3日、『新エネルギー車産業発展計画(2021-2035年)』(国弁発[2020]39号)を公布しました(17頁)。本書では、「市場主導」、「革新の原動力」、「協調推進」、「開放による発展」の4つの柱を基本原則に据え、2025年までの実現目標として、①新エネルギー車市場における競争力の明確な強化、②動力電池・駆動バッテリー・車両用オペレーティングシステムなど重要技術の飛躍的な発展、③安全水準の向上を掲げ、さらに具体的な目標として次の点を挙げています。
・ 純電動乗用車新車の平均電気消費量を12.0 wh/100 kmまで減らす。
・ 新エネルギー車新車の販売額を新車販売全体の20%前後まで引き上げる。
・ 高レベルの自動運転を限定区域および特定場面において商業化する。
・ 充電・電池交換サービスの利便性を大幅に向上させる。
これに関連して、中国自動車エンジニアリング学会(China-SAE)は、10月27日、『省エネルギー・新エネルギー車技術ロードマップ2.0』(41頁)を発表しています。これは、工業情報化部と国家製造強国建設戦略諮問委員会の委託を受けて編成したもので、2035年までに新車販売市場における従来型ガソリン車の割合をゼロにして、電動化モデルチェンジを実現するなど、中国自動車産業の新たな指針を明確に示しています。
【2035年に向けた6大総体技術目標】
① 自動車産業におけるCO2排出量を、国家目標に先んじて2028年前後にピーク値に到達させ、2035年までにその排出総量をピーク値の20%以上削減する。
② 新エネルギー車(PHEV、BEV)を段階的に主流製品とし、自動車産業の電動化を概ね実現する。
③ 中国方式のインテリジェントコネクテッドカーの中核技術を世界最先端に育て上げ、規模化された製品の実用化を図る。
④ 重要中核技術の自主開発レベルを飛躍的に引き上げて、協同による高効率と安全かつ管理可能な産業チェーンを形成する。
⑤ 自動車のインテリジェント・モビリティシステムを確立し、自動車・交通・エネルギー・都市が深く融合したエコロジーシステムを形成する。
⑥ 技術イノベーション体系の成熟を図り、世界を牽引するオリジナルイノベーション能力を備える。
【2035年までの主な実現目標】
① 自動車販売台数に占める新エネルギー車の割合を50%以上、そのうち95%以上をBEVにして、自動車産業の電動化を実現する。
② 水素燃料電池自動車(FCV)の保有台数を100万台前後まで引き上げ、商用車の水素動力への転換を実現する。
③ 乗用車(新エネルギー車を含む)の新車平均燃費を2.0 L/100 km (WLTC)に、トラックの燃費を2019年比15%以上減、バスの燃費を20%以上減とする。
④ 各種コネクテッド式高度自動運転車両を国内で広範に運行させ、中国方式のインテリジェントコネクテッドカーをスマートエネルギー、インテリジェント交通、スマートシティと深く融合させる。